時代と共に進化した「ポーカーチップ」の歴史について

ポーカーチップは、プラスチックまたはクレイ製のただのトークンにしか見えませんが、それが象徴する重要性によって大変価値あるものとなるのです。カジノにおける硬貨の役割を果たし、プレイヤーの置く賭け金を表します。ポーカーゲームでお金を賭ける場合、チップを使って取引します。これらのチップは、カジノの外ではなんの価値も持ちませんが、例えばラスベガスのカジノでは、ゲームテーブル上で$5000、$10,000、$25,000、さらにはそれ以上の価値を表す事もあるのです。 

ポーカーチップは誕生当初からずっと、標準のカジノトークンだったわけではありません。ポーカーゲームの歴史の中で、次第にチップが進化していき、オンラインカジノでは仮想チップでプレイする事もできるようになっています。この記事では、ポーカーチップの過去の歴史を掘り下げ、それらがどういう経緯をたどって今日のような富の象徴として知られるようになったのかを紹介しますので、ぜひ読んでみてください。

世界各地のチップ

ギャンブルは、ルネッサンス時代に非常に人気が高まり、熱心なプレイヤーたちは様々なアイテムをチップとして使い、それぞれがある金額を表していたそうです。当初のポーカーチップは、現在のものとは異なっていました。フランスのポーカーの前身の一つであるカドリールは、様々な形と色のカウンター(チップ)を積み重ねて使いました。それを使うことで、最終的に参加者の勝ち敗けをはっきりさせる事ができるため、実際のお金を使うよりもこれを使う方が好まれたのです。

皆さんも、キャンディや自分なりに適当に決めたチップを使って、ポーカーをした事があるのではないでしょうか?ポーカーチップが発明される前は、ゲームテーブルの賭け金額を表すため、なにかをプレイヤーが用意しなければなりませんでした。19世紀にアメリカ西部でゴールドラッシュが起こると、ポーカーでゴールドや硬貨がカウンターとして使われることも出てきて、高価値のカウンターが出回るようになりました。

丸型チップの普及

木、骨、紙、クレイ、さらには象牙製のチップなどは、1800年代の終わり頃になってやっと流通し始めました。それらは当時、様々な色や形がありましたが、ポーカーが進化するにしたがって、丸型のチップが取り扱いや積み重ねに一番都合が良いという事が判明したのです。

その後間も無く、丸型のポーカーチップが、欧米のカジノでポーカーの標準チップになりました。今日では、大半のポーカーチップがクレイ製で、最も初期のクレイチップは、1880年から1930年台後半の間に、数社のメーカーによって製造されたものだと言われています。

チップコレクター

硬貨や切手の収集は聞いた事があると思いますが、20世紀及び21世紀には、熱心なギャンブラーたちの間で、チップ収集が人気になった事をご存知でしたか?嘘か誠か、ラスベガスでは非常に大規模なチップ関連のオークションやイベントが行われており、収集家たちがレアなチップを売り買いしているそうです。

チップの価値は実に様々ですが、高価なチップは通常、かなり古いものか非常に珍しいものです。最も価値の高いチップは何万ドルという値段がつき、あるブラックジャックチップなどは$75,000で売却されています!ですから、ポーカーチップを捨てる前に、もう一度よく確認してくださいね(笑)!